テイスティングノート
シャルドネの上質なエレガンスが、ミネラルで精密な味わいを構成。自然なバランスが、コート デ ブラン最良のグランクリュ区画で収穫されたブドウの調和の取れたアサンブラージュをもたらします:繊細なクラマンとシュイイ、力強いアヴィーズ、そして持続力のある骨格を持ち合わせたメニル・シュール・オジェ。

色
透明感のあるイエローやグリーンの光沢を帯びた淡いゴールド色のローブ。輝きのある魅惑的な長続きのする泡立ち。

味わい
深く端正でクリーミーな口当たり。自然な風味(シトロンゼスト、アーモンドビスケット、ホワイトペッパー)のフレッシュで卓越したバランス。荘厳な個性を持つ、この力強いキュヴェは、驚くほどに長続きするアロマ(スイートな柑橘類の果肉、カルダモン、シュークリーム)へと向かうファイナルが特徴です。

香り
ファーストインプレッションは、黄色系の果実や柑橘類(マンダリン・コンフィ、リモンチェロ、洋梨コンフォレンス)など完璧かつ複雑な熟成のエレガンスさを感じる味わい。バランスの取れた透明感のある白亜質の土壌の性格が、気品ある完璧なアロマをもたらします(杉や生バター)。

テイスティング
そのポテンシャルと高貴な性格が極上の繊細さを表現し、すぐれたマリアージュを実現します。コレーズ産仔牛の胸腺を丸ごとココット仕立てにした一品や、貝を使ったクリームリゾットがよく合います。
適正温度:10-12度
ビルカール・サルモン セラー責任者、ワイン学専門家 フランソワ・ドミ
パーフェクトなペアリング フレデリック・アントン
レストラン ダヴィッド・トゥタン**シェフ

“ このキュヴェの味わいと泡に感じられるミネラルな性格がとても気に入っています。これは、私自身の料理について考える上で興味深い要素です。ミネラルはこのワインの特徴です。このキュヴェで非常に気に入っているのは、最初の一口と最後の一口の間にみられる驚くべき変化です。ボトルの栓が抜かれると、温度が上がります。そして次第に泡が薄れ始め、白ワインに近づきます。ノートがより鮮明に表現され、料理とともに美しく変化をみせるその個性が際立ってきます。このシャンパーニュは、上質のホタテ貝のカルパッチョと非常によくマッチします。この一皿はさまざまにアレンジできる点が興味深く、柑橘類のピール、キャビア、ウニなどを加えることで自在に味を創造できます。キュヴェ ルイ 2006のピュアな性格と、口に含んだときの繊細なテクスチャーは、個性的なブラン ド ブラン ミレジムならではの特徴です。シャンパーニュというカテゴリーを超え、真の共感のひとときをもたらしてくれます。 ”



ガイドノート
20++/20 - MATTHEW JUKES - APRIL 2022
"One of the wines with the most potential I have ever tasted from this incredible estate."
ブドウ品種と製法
- • ワインの33%は、平均15年のオーク樽の中で低温醸造されています
- • ドザージュ:7g/l
- • 澱熟成/セラー熟成:11年 サイズ:通常ボトル、 熟成期間:10年以上